煙に気をつけて

昨日は火事を想定した避難訓練を行いました。

　幼稚園の台所から火事が起きたという想定で、放送を入れました。

　子ども達は急いで避難のために集まります。先生は子どもたちを連れてブランコの前に集まります。補所の先生は、子ども達や施設の点検も行います。

 　

　

火事の時に怖いのは、火だけではありません。煙の方もとても危ないのです。

　ですから、子ども達には煙を吸い込まないように、しっかりと口と鼻を手で押さえて避難するように教えています。今日の避難訓練でも、集まって並びお話を聞くまで、しっかりと口と鼻を押さえています。よく教えを守っている子ども達です。

　火が広がりそうなので、二次避難場所に避難することになりました。

　この避難は、急ぎ足で遅れないようにするのです。

　今日の二次避難場所は、水道山のふもとの葉っぱの広場です。一人ひとりの真剣な表情と行動が光っています。

 　

　

　

年少さんもお兄さんやお姉さんに負けない行動力です。泣いたりする子も、もういません。

　広場に着きました。そこでもまだ真剣です。

 　

　しっかりとお話を聞く子ども達です。火事がおさまったので幼稚園に帰ります。帰るまでが訓練です。頑張る子ども達です。

 　

　とても立派な子ども達でした。

　もちろん、子ども達一人ひとりを災害から守るため先生達も真剣に訓練するのは当然ですが、どんな小さな子ども達でも「自分の命は自分で守る」という考え方を教えています。だからこそ、避難の仕方を真剣に覚えようとするのです。

　かまくら幼稚園は、避難訓練をとても重要に考えている幼稚園です。