文庫幼稚園

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2015.09.11

日常

虫捕り

9月11日(金)

 

久しぶりに爽やかな秋日和になりました。朝から子ども達は、虫網を持って園庭のあちこちを虫を探して歩き回っていました。

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一番のねらいは、青い空をバックにスイスイ飛んでいるアキアカネや高く飛んだり低く飛んだりしながら花の蜜を吸って歩くアゲハ蝶です。見つけると大騒ぎをしながら追いかけ回します。

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いつもはなかなか捕まえることができないのですが、たくさん飛んでいる訳ではないのに今日は結構トンボを捕まえて大喜びをしていました。

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草のたくさん生えた所では、バッタを探す子もたくさんいました。

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バッタが跳ぶとみんな集まって来て、必死で探します。

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首尾よく大きなショウリョウバッタを捕まえた子は、自分が捕まえたことを皆に知らせようと、なかなか虫かごに入れようとせずにいつまでも手に持っていました。

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捕るのが難しいアゲハチョウを捕まえた子は、網の入り口を大事そうに押さえて皆に捕まえたことをアピールしていました。

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大きな入れ物に入れてからも、しきりに中を覗いて満足そうな顔をしていました。他の子ども達も、アゲハチョウを見ようと一生懸命中を覗いていました。捕まえたのは、ナガサキアゲハの雄でしたが、大分羽がぼろぼろで、ちょっと痛ましい感じでした。

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男の子だけでなく、女の子も虫網を持ってトンボやチョウチョを捕まえようと頑張っていました。

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とんぼを捕まえた女の子が、恐々トンボを持って下の学年の子に見せていました。トンボが体を震わせると、どうしていいか分らず、と言って手を離すのも嫌で「怖い!怖い!」と言いながら何とか逃がさずに持っていました。

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入れ物に入れた後は、早速自分の学級の先生や友達に見せるために自分の学級の子がたくさん集まっている所には知っていき、自慢げに見せていました。

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まだ子どもは虫の扱いが上手でないので、捕まえるとどうしても強く持ってしまったり、羽の先を持って羽を破いたりしてしまいます。皆で見たら逃がしてあげるということは分かっているのですが、逃がしてあげる頃には虫はほとんど動かなくなっていることが多いです。その時になって「可愛そう。」なんて言っていますが、後の祭りです。

あまりひどい扱い方をしている時は止めさせますが、、こうした経験をさせることが虫を上手に扱う様になる通り道だと考えています。

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