文庫幼稚園

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2016.02.16

日常

泥遊び(満3歳児学級)

2月16日(火)

 

気温は低いのですが暖かい日差しの中で、人数が増えた満3歳児学級たんぽぽ組の子ども達が、土山(2学期の初めは山だったのですが、子ども達に削られて今は周りより少し高い位になってしまいました。)の所で先生と一緒に泥遊びをしていました。

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子どもが泥を丸めて「おにぎりだよ。」と先生に見せていました。先生がおにぎりを作った子どもに、「何を入れるの?」のと聞くと「梅干し!」なんて答えていました。

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囲ってある土場では、掘り返してできた塊を集めている子がいました。それを先生の所に持って行って、「ジャガイモ!」と言いながら渡していました。

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子ども達が集まっていた場所の真ん中に、大きな鉢の受け皿が置いてあり、そこに「おにぎり」とか「ジャガイモ」と言って先生に渡した塊が入れてありました。次々に子どもが「おにぎり!」とか「ジャガイモ!」と言いながら塊を持ってくるので、鉢の受け皿は塊が山盛りになっていました。

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おにぎりやジャガイモを鉢の受け皿に集めている隣りでは、小さな土山を作りその真ん中に枯れたビワの葉を立てて、「ハッピィーバスディツユー」なんて歌いながらそのビワの葉っぱを吹く真似をしていました。バースデイケーキを作ってビワの葉っぱをろうそくに見立てて、誰かの誕生日のお祝いをしているようでした。

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塊が山になっていた鉢の受け皿の方は、サラサラの土を小さいシャベルに入れて持って来て、その山にかけていました。「お醤油と砂糖です。」なんて言いながら、次から次にサラサラの土を持って来てかけていました。

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そのうちに砂糖をかけた山の上にも、土のバースデイケーキと同じようにビワの枯葉を立てていました。お砂糖をかけたことでいつの間にかおにぎりとジャガイモの山が、ケーキに変わったようです。

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作っているおにぎりにも、木の葉を刺してありました。

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でも木の葉を刺したおにぎりを先生に渡すと、その後は急に泥で汚れた手を先生の方に出し、「付けちゃうぞ~!」という感じでどんどん先生の方に迫っていき、先生が逃げると面白がって追いかけていきました。側では、おにぎりとジャガイモから変わったケーキを相手に遊んでいる子がいました。

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満3歳児は、皆で一緒に一つの遊びをしているようですがそうではなく、先生を中心にしてそれぞれが自分のしたいことをしていることが多いです。それでも、側の子どもがやっている遊びを見ていてどこかに取り入れたり、2,3人の子が一緒になって遊んだりします。少しづつですが、先生だけでなく、友達にも目が行くようになってきています。

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