文庫幼稚園

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2017.01.11

日常

餅つき(年少組)

1月11日(水)

 

年少もも組の子ども達が、先生がポリバケツに果物などを包むクッション材を詰め、その上に白い大きなポリ袋かぶせているところに集まっていました。周りに集まっていた子ども達は、手に牛乳パックと紙のパイプで作った大きなトンカチのようなものを持っていました。

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準備が終わると、子ども達は手に持っていた牛乳パックと紙のパイプで作ったトンカチで、ポリバケツのポリ袋を叩きはじめました。中に空気の入っているポリ袋は、そのトンカチで叩かれる度に「ボフッ!ボフッ!」と何とも言えない音を出し、トンカチの当たったところ以外が膨れます。それが面白くて、子ども達は思い思いにポリバケツのポリ袋を叩いていました。

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先生が、「お餅つきだから順番に搗こう。」と言って、順番に搗けつる様に音頭を取りながら手返しを始めました。どうやらポリバケツが臼で、クッション材とポリ袋をお餅に見立て、牛乳パックと紙パイプで作ったトンカチが杵の様でした。子ども達もどうするかが分かり、杵で叩くと本当のお餅つきの「ペッタン!」と言う音とはだいぶ違うのですが、「ボフッ!ボフッ!」と言う音とポリ袋が不規則に膨らむのや先生との掛け合いが楽しくて、繰り返し搗いていました。

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暫くすると先生が、「お餅ができたよ。」と言ってポリ袋の塊の中に手を入れて、中からクッション材を取り出して皆に見せました。そして、それを引っ張って伸ばし、「ほら、こんなに伸びるよ。美味しそう。」と言って食べる真似をしました。子ども達は、本当にお餅が搗けたという感じで先生の食べている様子を見ていました。先生が「皆だったら、何つけて食べる?」と聞くと、「黄粉!」と言う答えが返ってきました。

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暫くすると、ポリバケツから取り出しお皿に並べたクッション材に、小さいバケツに入れたサラサラの赤土をかけていました。子ども達は、クッション材のお餅に、赤土の黄粉をかけて、自分達が食べたい黄粉餅を作ったのです。

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暮れやお正月に、餅つきや黄粉餅を経験したことでの遊びだと思います。先生のちょっとした工夫で、生活の中で経験したことが楽しい遊びになります。

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