2016.09.02
日常
秋の気配
今朝は琉球朝顔が鮮やかに咲いていました。
一方で萩の花も咲き始め、秋の気配を感じさせます。
日中は日差しが強く暑いものの、朝晩は涼しい風が
吹くようになってきました。
年長さんが行う藍染めの藍が、この夏大きく生長しました。
一人一人がこの藍を使って、Tシャツの絞り染めを行います。
大量の藍の葉をつかうので、その生長具合が心配でしたが、
花壇3つ分の葉が収穫できそうです。
草花を観察していたところ、どこからともなく飛んできたトンボが
ヒマワリの茎に留まりました。
黄金色に輝く透き通った美しい羽と
朱色に彩られたボディに見惚れてしまうほどでした。
まだ、誰もいない体操広場にこんなにも美しい
ミヤマアカネが飛んでくるとは思ってもみませんでした。
子どもたちに見せたい!と思い、そっと近づいて
みたのですが、空高く飛んでいってしまいました。
この夏休み、訪れた植物園などで見かけたトンボです。
体や目の色、羽の形、透明感など本当にさまざまな種類が
あるのだと感じました。
「シオカラトンボ」
植物園の方がご丁寧に見せてくださった「チョウトンボ」です。
瑠璃色のような美しい色合いはうまく写せませんでしたが、
本当に蝶のような羽をしています。
童謡「虫の声」の歌詞にも登場する「ウマオイ」です。
いきいきとしていたウマオイを捕まえてくるのは
かわいそうなので、撮ってきた写真を子どもたちに見せました。
「これなに?」「なんでこんな形しているの?」
「どこで見つけたの?」と、
とても興味津々の様子でした。
ミソハギの蜜を吸っていた「アオハナムグリ」
「ツマグロヒョウモン」
今日は年長さんにとてもかわいい
カタツムリのあかちゃんを見せてもらいました♡
「先生、カタツムリって新聞紙も食べるんだよ。」と、
教えてもらいました。
今日も暑い一日でした。水遊びをしている子どもたちは
とても気持ちよさそうで、うらやましかったです。
生き物コーナーで蝉の標本を観ていた年長さん。
「先生、ここにミンミンゼミやニイニイゼミがいないよね。」
と気がつきました。「そうなんだよね。なかなか出会えなくてね。
見てみたいね。」と、話したところ・・・
何人もの年長さんが私のために
園庭の至る所を探しに行ってくれたのです。
すっかり昆虫仲間にしてもらったようです。
そこにタイミングよく虫捕り網をもった先生登場!
蝉を見つけた子どもたちは、その網を借りて
なんとか蝉を捕まえようと必死になっていました。
見つけたのはメスのアブラゼミでした。
鳴かないメスの蝉をよく見つけられるものだと感心しました。
すると、すぐさま「あっ、あっちにもいるよ。」
「ここにもいるよ。」という声が飛び交いました。
子どもたちに教えてもらっても、
なかなか見つけることができず目を凝らしていると・・・
「ここに来て。ここから見てみるとわかるよ。」
「あの葉っぱの下だよ。」と、わかりやすく教えてくれた
子どもたちでした。
もう、年長さんには脱帽です。
夏休みさまざまな体験を通して、
生き物へ興味関心を高めた子どもたちです。
夏休み中は、業者による園内の環境整備を実施いたしました。
ホール全体の壁面を塗り直していただき、
真っ白に生まれ変わりました。
保育室のロッカーの天板も塗り直していただきました。