文庫幼稚園

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2018.01.19

日常

伝承遊び

登園後、朝の好きな遊びです。年少さんのお部屋では、子どもたちだけで楽し

そうにかるたとりをしていました。文字に関心があるようで、一生懸命読んで

いたのが印象的でした。かるたもいろいろな種類があります。年長さんで新た

に取り入れているかるたは少し大きめのもので、通常の3倍ほどの大きさです。

ストーリーが書いてあり、かるたとりを楽しんだ後、紙芝居にもなります。

かるたとりをすると、自然に文字や数に親しみ、遊びから学ぶことができます。

 

ひよこさんにとって羽根つきは少し難しいのですが、新聞紙を丸めてぶら下げ

ておくことで楽しむことができます。各学年で工夫しながら、昔から伝わる遊

びを楽しんでいます。

さて、難を転じると言って縁起物として玄関先になど植えられる南天の木。

幼稚園にも数本植えてありますが、いつの間にやら実がなくなってしまいまし

た。年少の保護者の方が、教材に利用するためにご自宅のお庭にある実や葉っ

ぱをくださいました。実や葉っぱがある保育室は、それだけでも冬の雰囲気が

してとても素敵です。

 

「小鳥さんが食べているところなの。」木の実や葉っぱを貼って、素敵なお話

づくりをしていたひよこさんがいました。保護者の方々から自然物や廃材など

をいただくことがあり、大変ありがたいです。

今年度新しく設けたのは、園児の作品を一時的に保管する棚です。

丁寧に作ったつるつるケーキや泥団子など、出来上がったもの、途中経過のも

のを大切に置いておきます。そして、また翌日続きが始まるのです。片付けを

することは大切なことですが、作ったものをすぐに壊さずに大切にしている姿

がとても素敵だと思います。

年少さんと年中さんが一緒にヨットを浮かべて遊んでいました。そのヨット

年中さんが廃材を使ってお家から作ってきたものです。いつも感じること

は、さやま幼稚園の子どもたちはものづくり名人だということです。

既成のおもちゃがなくても、自分たちで身近な素材を使って遊びを生み出せ

のです。素晴らしいことだと思います。日々の遊びの積み重ねが、こうし

た姿となって表れるのだと思っています。

今日も夢中になって遊んでいた子どもたちでした。

 

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