がんばれ！がんばれ！

貴重な瞬間

本格的な夏の暑さを感じる毎日です。１学期も残すところ明日１日となりました。

むしむしとして猛烈な暑さです。体操広場でもこっぱ村でも水遊びを楽しむ子どもたちでした。
さて、子どもたちが好きな遊びを楽しんでいたところ、蝉の幼虫が穴から出てきたところに遭遇しました。「大変だ！大変だ！」「蝉が穴から出てきたんだよ。」と慌てた様子で知らせてくれました。昆虫や生き物に興味関心が高い子ども達は、蝉の幼虫を一目見ようとそれは大変な騒ぎでした。

穴から出てきたばかりの幼虫はゆっくりとモミの木に上っていきました。「大丈夫かな？」固唾を飲んでじっと見守る子どもたちからは自然と「頑張れ！頑張れ！」の拍手が起こりました。年長さんのリードに、見ていた年少さんも年中さんも気持ちはひとつでした。とても温かい雰囲気に子どもたちの優しさを感じました。

子どもたちの見守る中、幼虫は順調に上っていきました。無事に羽化できますように。

見たくてもなかなか出会うことが難しい蝉の幼虫。貴重な場面に遭遇し感動した子も多かったと思います。今年はカブトムシの成虫を毎日のように園庭で見つけます。今日も立派なオスを担任が見つけました。幼稚園でさまざまな自然体験ができ、夏休みの経験につながることを願います。

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