文庫幼稚園

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2023.02.07

2023年2月行事

作品展

去る2月4日は「作品展」を実施しました。お忙しいところ、保護者の皆様、ご家族の皆様にお越しいただきまして誠にありがとうございました。入口では今年は年長さんが作ったケーキと宝箱がお出迎えしました。

  

遊びの中で年中さんが作った氷も展示することができました。氷をどのように展示するのか、職員がたくさんのアイデアを出してくれました。草花や木の実がちりばめられた氷はとても美しく、歓声をあげた方も多くいらっしゃいました。ホール、舞台、ワクワクギャラリー、職員室前、廊下などに各学年の作品展示や好きな遊びで行った製作の紹介をさせていただきました。描画などの作品は個人名を貼っているため、ブログでの紹介は割愛させていただきます。

舞台袖には自然物コーナーを設置し、遊びの中で子どもたちが作った木の実スイーツや小鳥などを展示しました。ドライフラワーにした園庭の草花も飾りました。毎日、ブログをチェックしてくださっているというお父様が、園庭に咲く蝋梅も鑑賞してくださったそうです。職員から報告を受け、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。ありがとうございます。
いまにも動き出しそうな「どうぶつのくに」には、子どもたちも大人も目を丸くして、その世界に浸っていました。年長さんが話し合いをして決めたこのテーマを基に、さやま幼稚園のみんなが心ひとつにして取り組んできました。当初は部屋一面に広がった段ボールと新聞紙の中でどのように作っていくのか頭を悩ませた日々。試行錯誤を重ね、イメージがひとつひとつ形になっていく過程では感動の連続でした。

うまくいかないからこそ、その先には感動が待っています。パソコンでなんでも検索し、すぐに答えがわかってしまう時代です。自らの行動で調べること、自分で考える力をつけることが求められています。そうしたことは日々の園生活の積み重ねと、この作品展で培うことができるのです。

 

大人になると固定観念が勝ってしまい、柔軟に考えられなくなることがあります。しかし、子どもたちの発想は柔軟です。その発想をつぶさずに、大切にしてまいりました。子どもたちから教えてもらうことがたくさんあるのです。

 

保護者の方々もお子さんと一緒に楽しんでいただきまして、ありがとうございました。今後も様々な素材や表現の仕方を経験していき、感じたことや考えたことを表現する喜びが味わえるように援助してまいりたいと思います。