文庫幼稚園

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2017.11.29

道具を使って

雪の美しい富士山が、見える季節になりました。

 

 かまくら幼稚園の裏は、関東富士見百景の場になっています。真っ青な冬の空に、堂々と雪をかぶった富士山が見えています。幼稚園の窓からも見える富士山は、子ども達に元気を与えてくれる大きな存在です。

 さて、幼稚園は冬の空気が漂う寒い季節になりました。

でも、子ども達は元気いっぱいに遊びます。

 年少さんが、道具を使って遊んでいます。

  

 

 砂場や園庭で“水を流している”のです。水が通る道を作っています。道に水を流しています。水の流れるのがとっても面白いのでしょう。どうすれば水は流れるの。どうするとこぼれないで流せるの。どうすると長い道ができるの。土も一緒に流すとどうなの。流れて落ちてきた最後の所はどうする?はだしだって冷たくない!さむくない!

 子ども達の好奇心と集中力が増していく時間です。

 水や砂の自然物の性質や特性、道具の性質や特性を感じながら、更に楽しくて面白い遊びを追及していこうとする子どもの達。友達と一緒に作ると大きな遊び場ができる。そうかそうすればいいんだ。こうするともっと面白くなるよ。協力や工夫する力も学びます。

 年少さんがこんなに発展した遊びが出来るようになっているなんてすごい!

正に「遊びは学び」です。

おや、年中さんはボールを持ちだしてきました。

  

 

 

 ボール遊びは、すぐにドッジボールではありません。

 投げたり、転がしたり、取ったりします。水の投げると浮かんで回る。・・・おもしろい。このようなボールなら頭にあたっても痛くない!

 ・・・・・なるほど、ボールはこういう物なんだ。たくさんさわって使って遊ぶとボールの性質や特性が分かってくるのです。空気の存在も見えてくるのです。・・・・よ~し!じゃあ、次はドッジボールやろうか!これならばこわくないよ!

と年中さんもドッジボールに発展していきました。

 様々な道具を使って遊ぶほどに、子ども達には「更に遊ぶ力」がついてくるのです。かまくら幼稚園の子ども達が遊びの中で伸び育ってきている光景がたくさん見えてくるこの頃です。

 

 たっぷり遊んだ後です。ちょっと温かい日が射してきました。

 暖かいお外でお弁当を食べる年少さんです。

  

おや、年中さんのはな組さんも、畑にチューリップを植えたようです。

自分の名前を書いて立札にしました。

 

“進級や入園の春”を描いて、活動を楽しむかまくら幼稚園です。

 

 

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