文庫幼稚園

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2016.02.09

日常

カルタ大会(年長組)

 

2月9日(火)

 

年長組が、ホールでカルタ大会をしました。舞台の上には、十人のお家の人が来ていました。

1月21日の最後の保育参観の時に、来られなかったお家の方にお越しいただきました。その保育参観の時は、「自分の名前の頭文字を使ったかるたを作る」という活動をしていました。同じ活動をするわけにはいかないので、出来上がったかるたを使ってカルタ大会をしているところを見てもらおうというのです。

読み札を読んでもらったり、合図を出してもらう役目もしてもらいました。

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全員でやると危ないので、学級を4つのグループに分けグループ対抗にして、最後の勝敗はたくさん取った学級の勝ちというルールです。どちらの学級もやる気満々でした。

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お家の人が読み札を読み終わり、太鼓の合図があったらそれぞれの学級の前から探し始めるというルールもありました。読み終わると、太鼓の合図の前に飛び出そうとする子もいました。

名前の頭文字が「こ」のつく子が考えた「ごりらが かきごおりをたべて こおっちゃった」が読まれ、みんなホールの中を走り回って探していました。

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同時に見つけて、鉢合わせをしそうな勢いで見つけた絵札に飛びついていました。探した絵札は、「さ」の頭文字の子が作った「さくらがさいたのに かれちゃった」でした。

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面白いこともありました。「ゆ」の頭文字の子が考えた「ゆきだるま つくりすぎて いっぱいになっちゃった」の読み札でみんなが探していると、別々の場所で「あった!」と大喜びの声が聞こえました。先生がそれぞれ取った絵札を皆に見せると、なんとどちらも「雪だるま」の絵が描いてあります。1枚は1体の「雪だるま」、もう一枚はたくさんの「雪だるま」でどうやらこちらが読んだ札の絵札のようでした。名前の頭文字が同じ子が何人かいるので、こんなことも起きるようです。

ちなみにもう1枚の「雪だるま」の読み札は、「ゆきだるま ころころあるいて こわれたよ」でした。

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「ら」は「らっぱをふいたら みずがでた」、「「み」は「みかんのしる あまずっぱくて おいしいな」、「し」は「しょうゆを おもちにつけたら たまらない」、「え」は「えんとつから けむりがいっぱい でてきたよ」などとてもユニークな読み札に絵札でした。

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学級対抗の結果は、6対3という結果になりました。子どもの作ったカルタを最後の1枚まで取り合いをすればもっと楽しいのですが、時間の関係もあるので9回戦で終わりました。

9枚のカルタ以外のカルタも、読み札も絵札もとても面白いのが多く、大人の考えるカルタの枠をはるかに超えています。それが「雪だるま」のカルタに表れていました。これからは、子ども達だけで楽しむことになりましが、1人ひとりの子どもにとって自分の作ったカルタが何より自慢になるのではないでしょうか。

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