文庫幼稚園

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2017.03.16

ちょっとした話

夏ミカン

3月16日(木)

 

園庭は、昨日の「卒園式」で巣立って行った年長の子ども達がいないので、ちょっぴり寂しい感じがします。でも、残っている子ども達は、いつものように思い思いに遊びを楽しんでいました。

そんな中、満3歳児学級の子どもが夏ミカンを持って来て、「これ、落ちていた!」と興奮気味にオレンジ色に近いこい色の大きな夏ミカンを持ってきました。園庭の夏ミカンが、木で熟して落ちたようです。今年は夏ミカンの成りがよく、これまで2度収穫して子ども達が食べました。

まだとり切れずに上の方に残っていたのが熟して落ちたのです。

 

「食べていいよ。」と言って先生に渡しました。満3歳児学級の子ども達は、先生に皮を剥いてもらって食べました。木で熟して落ちたものなので、酸味はありますが前に食べたものよりずっと甘いようで、美味しそうに食べていました。それを見ていた他の学年の子ども達も食べたいというので、木を揺すって実を落とし、それを食べました。「酸っぱい!」と言いながらも美味しそうに食べているところを見ると、本当においしいのだと思います。

夏ミカンが美味しかったという話があちこちに伝わり、食べたい子がたくさん出てきました。そこで、さらに夏ミカンを落として、年少の部屋の前のテラスで先生が皮を剥いて、食べたい子どもに配っていました。

先生から夏ミカンの房を貰った子ども達は、2階のテラスからの階段の所にまるでお雛様みたいに座って、すっぱそうな顔や全然平気という顔を見せて、食べていました。

酸っぱいのが好きな子は、繰り返し先生の所に行き夏ミカンを貰っていました。

試しに食べてみると、酸っぱさはあまり変わりませんが、確かに前回食べた時より甘みが強くなっていて、酸味と甘みのバランスがよくなっていました。これなら子ども達も爽やかな酸味を十分に感じることができるのではないでしょうか。

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