文庫幼稚園

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2018.04.13

日常

花びらジュース

平成30年4月16日(月)

フジが満開になりました。サクランボの実も少しずつ大きくなってきています。

お天気の良い園庭で、子どもたちの遊びは外が中心となりました。「あ!チョウチョウが来た!」テラスを歩いていた子どもたちが、足を止めてチョウチョウの動きを追っていました。「先生見て。ダンゴムシを捕まえたんだよ。」近くでは、このような声も聞かれました。子どもたちが虫と出会い、心を動かされている姿が園庭ではたくさん見受けられます。

「いらしゃいませ!」「とっても美味しいジュースなんです!」「こちらがおすすめです!」年長児と年中児が一緒に花びらジュース屋さんを始めました。

サイネリアや桜の小さな実等を入れた特別のジュース。花びらを浮かべたり、ストローに見立てた棒で混ぜたりしておすすめジュースが出来上がりました。素敵なジュースを見て、思わず「香りはどんなかな?」容器に顔を近づけていた子どももいました。

花びらジュースをじっと見つめていた年中児。その場を少し離れて戻ってくると、木の枝を持っていました。友達がストローに見立てていたことが分かり、木の枝ストローを探しに行ったのです。そして、その枝をそっと容器に入れてにっこりと笑っていました。友達の遊び方を見て、自分で考えて動き、木の枝を探し、ストローにし、嬉しそうな表情になっていました。とても短い時間のことなのですが、自分なりの動きができたことが「楽しい。」「またやってみたい!」といった気持ちにつながっていくのだと思います。

 

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