文庫幼稚園

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2016.04.19

日常

砂山(年中組)・色水遊び

4月19日(火)

 

砂山(年中組)

 

年中の子ども達が、先生と一緒に砂山を作っていました。小さいスコップで砂を上からかける子、周りをこてで固める子といろいろです。先生が、「富士山にしようか?」なんて言うと、子ども達もそうしようと一生懸命にこてで形を整えていました。

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別の子どもが入れ物や小さい薬缶に水を入れて来て、その砂山の下に流しました。その子たちは、川を作りたかったようです。そこで先生が、どうしようと子ども達に問いかけました。

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どうするかはっきり決まらないうちに、山の両側から穴を掘り始める子が出てきました。

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いつの間にかトンネルを作ることになったようですが、初めに水を持ってきた子ども達はまだ川作りがしたいようで、トンネルを作っている横で水を流していました。

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先生もトンネルつくりの手伝いをしてもうすぐトンネルが開通しそうになった時、別の場所から新しいトンネルを作り始める子が出てきました。そのトンネルは、初めのトンネルより穴が大きく、トンネルというより山を崩しているという感じでした。

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3方から掘ったトンネルが何とか開通したと思った瞬間、トンネルの穴が大きかったので山が崩れてしまいました。それを一生懸命直そうとする子、やっぱり川を作りたいと水を運んで来て流す子と大騒ぎでした。

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年中の子ども達は砂山を作って遊ぶというところまではみんなで力を合わせていたのですが、それから先をどうするかというところまで皆で決めて力を合わせるところまで育っていません。先生が「こうしよう。」と言えば子ども達は言ったようにすると思います。でも先生はそうせずに、子ども達にトンネルがうまくできなかったり、川を作れなかったりする経験をさせ、皆で1つのことをする時はどうすればいいか考えるきっかけの1つにしようと考えているようでした。

 

 

色水遊び

 

桜の木の下に折り畳みベンチを並べ、色水の入った洗面器やペットボトル、プリンカップをたくさん並べて色水遊びをしていました。

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いろいろな学年の子ども達が集まってきて、思い思いにペットボトルやプリンカップに色水を入たり、色水を混ぜて好きな色の色水を作ったりして楽しんでいました。

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年長の子どもがペットボトルに入れた色水を、年少の子どもが同じ色の色水が入った洗面器に戻して遊んでいました。

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年少の子は自分の学級の先生が来ると、「ジュースはいかがですか?」なんてお店屋さんごっこをしている気分で先生に話していました。

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用意してあった色の色水だけで遊ぶ子、自分の好きな色を作って遊ぶ子、できた色をペットボトルに詰めてジュースに見立てて遊ぶ子、その色水を洗面器に戻すことが楽しい子、そばを通る人に売る子など様々です。そして、協力する姿やうまく意見が合わずにもめる姿、相手のことなど全く関係なく自分のしたいことを楽しむ子とこれも様々です。こうした姿が、いろいろな学年の子どもが一緒になって色水遊びをしている時の面白いところです。