2015.09.12
研究・研修
研究保育(年長組)
9月12日(土)
土曜日ですが、年長組の研究保育がありました。園内研修は、1学期の年中組の研究保育に続いて2回目になります。
登園して来るのは年長組だけなので、子ども達もちょっといつもとは違うなと言う顔で登園してきました。でも、支度が終わって園庭に出ると、何時もと全く変わらない様子で、友達と遊び始めました。
昨日と同じように虫網を持って園庭のあちこちを虫を求めて歩き回る子、鉄棒でできない技を出来るようになろうと練習する子、砂場で穴を掘ったり土場で泥んこ料理を付くたりする子、運動会が近づいてきているのでリレーの練習をする子など様々です。
動きが大きい年長の子どもにとっては、下の子がいない園庭は普段より思い切って体が動かせるので、動きが活発でした。いつもは下の学年の子に譲っているブランコも今日は思い切り楽しんでいました。
遊びの後は一斉活動で、学級対抗でリレーをしました。各学級で2グループ作り、隣りの学級のグループとの対抗戦です。運動会の時、2グループとも相手の学級に勝つためにどうグループを作ったら相手の学級のグループに勝てるか、子ども達が考えて作ったグループです。
どちらの学級も両方のグループが勝てるようにと、走る時も応援の時もとても真剣でした。
今日の結果は、片方の学級がどちらのグループも勝ち大喜びをしていました。
両方負けてしまった学級は、とてもがっかりした様子でした。部屋に戻っても、何となく下を向いた感じでした。先生が子ども達の頑張っていた様子を話したり、子ども達も友達が頑張っていた様子を言ったりしてだんだんと元気を取り戻し、練習をしたいという声がたくさん出て来ました。先生もその声を大事にし、短い時間でしたがホールで走る練習をすることにしました。
ホールでは、何時もの元気で皆が走ったり応援の声を掛けたりしていました。
どちらのグループも勝った学級でも、友達の頑張ったところなどを話していました。
年長組のリレーは、運動会に向けてこれから遊びの中や一斉活動の時にますます盛り上がって行くと思います。勝ったり負けたりしながら、1人ひとりに走力がつき、運動会の時はいま以上に白熱したリレーになることを期待しています。
子ども達が降園した後、先生達は今日の研究保育の成果や課題について協議会をしました。