文庫幼稚園

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2021.06.15

ツマグロヒョウモン令和3年6月

梅雨入りしたけれど🌞

梅雨入りはしたものの、今日は眩しいばかりのお天気でした。
少しでも涼しくなるようにと、こっぱ村広場のミストを稼働させました。

体操広場には瑞々しいぶどうが実り始めています。
去年は鳥に食べられてしまったので、今年こそは人間が味わいたいです。

さて、飼育ケースの中には年長の保護者の方からいただいた幼虫がいますが、今年はツマグロちゃんの幼虫を子どもたちが連日、見つけてきます。さまざまな植物を育て、小さな睡蓮鉢にビオトープづくりをしたバタフライガーデン。昨年度から場所を拡大したということもあり、命名した通り蝶がたくさんやってくるようになりました。

 

先週の金曜日のことです。職員が慌てた様子で「年長の〇〇ちゃんが蛹になるところ見つけました。〇〇ちゃんから先生を呼んでくるようにと言われました。〇〇ちゃんはいま、見るのが忙しいそうで呼んでくるように頼まれました。」ということで、駆けつけると、ツマグロヒョウモンの幼虫がいままさに蛹に変わろうとしているところだったのです。よく気づいてくれました。素晴らしい発見です。子どもたちや職員もその様子を固唾を飲んで見守りました。「すごいね。」「もうすぐなるのかな。」「あっ、動いたよ。」見ていた子どもたちは小声でつぶやいていました。半分くらい蛹になりかけたとき、動きが止まってしまったのでその場から離れました。その後、戻ってみると見事に蛹になっていたのです。黒の体にオレンジ色の模様から、まるで枯葉のような姿になりました。金色の美しい突起があります。

今日も朝から大騒ぎです。「大変!ツマグロ蝶がいるんだよ。」幼虫が歩いていました。いかにも痛そうなトゲトゲがありますが、これは痛くはありません。幼虫が自分の身を守るための術でしょうか。
「この幼虫はどうするの?」と聞くと「お部屋で飼う!」と即答でした。

ツマグロちゃんの綺麗なオレンジ色と重なるような、つやつやのビワです。少しずつ色づいています。
今日はお天気に恵まれたのでボルダリング遊びが楽しめました。

カラフルな石は遠くからも目立つようで、通り道から卒園児の中学生が「すごくきれいになりましたね。」と声を掛けてくれました。

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